わたしたちは、普段は川添酢造で、お酢、味噌、甘酒のもとになる麹を作り、そこからさまざまな製品を作っています。
お酢をどのように作っているかは、後ほど詳しくご紹介していきたいと思っています。
麹から、お酢、味噌、甘酒などの製品ができていくわけですが、全ての工程をわたしたちの手で行なっているので、瓶詰め、ラベル貼り、発送、配達、など、なんでもしています。
また、「お味噌作り教室」「イベント出店」「お酢の料理教室」などの、外に出向く仕事があり、兄、弟とともに分担、協力しながら出向いています。
お酢の料理教室はわたしの担当で、企業様のクッキング講座から、公民館の健康講座などでお酢を身近に、簡単に、効果的に使っていただけるようレシピを考えています。
また、近年は、地元長崎の情報番組の料理コーナーに定期的に出演させていただいています。お酢や味噌を使って、その日すぐに作ってみたくなるようなレシピを心がけています。
1ヶ月のうち半分は、お味噌作り教室や料理教室、イベント出店などで、外に出向く仕事をしているわけですが、そこで会うお客様とお話ししていると、食に関心がある人が増えたことと、自分が口にする食べ物のことを知りたい人が増えていると感じています。
わたしたちのような、古くから日本で親しまれてきた基本の調味料メーカーは、毎日使うことが多いだけに、身体に与える影響や、毎日の食事の美味しさに直接関わってきます。
ですから、わたしたちメーカーは、どこの何を使って、どう作っているのか、どう使うと美味しいか、効果的かなどを、使っていただく方々にお伝えすることが必要だと思っています。
そうすると、お客様も、食品の新たな価値を知り、食事がさらに豊かになり、身体も心も満たされるのではないか、と。
お客様の毎日の食卓の笑顔と健康に貢献できることを、今後もがんばっていこうと思います。